チラシは古い?スポーツ教室の集客戦術

スポーツ教室経営サポーター
泉山 将馬

「今どきチラシなんて古くない?」
「これからはSNSの時代でしょ?」

こんな声を耳にすること、ありませんか?

確かに、SNSやWEB広告が当たり前のように使われる時代。
でも、それって本当に“あなたの教室のターゲット”にも当てはまる話でしょうか?

実は、「誰に届けるか」で決まる

集客は「古い・新しい」ではありません。

集客手段って、実は“何を使うか”よりも“誰に届けたいか”が大事なんです。

例えば、

  • 小学生の親御さんなら、保育園や学校経由の紙チラシ
  • 中高生なら、部活の掲示板やインスタグラム
  • 子育て世代のママさんなら、地域情報誌やLINE公式

などなど。

つまり、その地域の人たちが普段「何を見ているか」を知ることがカギなんです。

僕自身も、「やっぱSNSかな〜」とインスタ投稿を続けていた時期がありますが、正直、体験申し込みがゼロの月もありました。

逆に、手配りしたチラシで一気に5人以上体験に来てくれた月もあります。

僕のクラブでは今でもチラシの反応率、実はめちゃくちゃ高いです。

SNSが効く地域もあれば、紙が強い地域もある

これ、地域差があると思います。

例えば、都市部ではInstagramやLINEが強くても、
地方では「家のポストに入ってたチラシで知った」という人が多いこともあるでしょう。

だから、「SNSの時代だからチラシは古い」なんて、一概には言えません。
それよりも、「自分の地域のターゲットは、どこで情報を拾っているのか?」という目線が重要です。

結局、やってみないとわからない

どの媒体が正解かなんて、最初からはわかりません。
何度もテストして、データを取るしかないんです。

僕のクラブも、
✔ SNS投稿→反応なし
✔ チラシ→ドンピシャで反応あり
✔ 逆にチラシ全然ダメな月もあり

みたいなこと、よくあります。

だからこそ、集客において一番大切なのは「仮説→実行→検証→改善」の繰り返し。
“古いか新しいか”じゃなくて、“反応があるかどうか”で判断していきましょう!

難しくサイクルを表現しましたが、結局、

テスト、テスト、テストです!!

まとめ

あなたのターゲットは、どこにいますか?
何を見て、どんなきっかけで習い事(自分たちのスポーツ教室)を選ぶのでしょうか?

その答えは、SNSでもチラシでもなく、
「その人たちの生活の中に、どうやって入っていくか」にあります。

どんな媒体も、あなたの教室を知ってもらう手段のひとつ。
古い・新しいにとらわれず、柔軟に試していきましょう!

それではまた、次回のブログでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

総合型地域スポーツクラブ「インボルブ花巻」代表。元団体職員からゼロで起業。子ども向けの運動遊び教室やサッカー教室を中心に、地域に根ざしたスポーツ活動を展開中。0から生徒を集め、1年で30名→2年で80名と教室を着実に成長させ、現在では年間延べ1,000人以上にスポーツの楽しさを届けている。「スポーツを生活の一部に!」をモットーに、“運動を特別なものではなく、日常にあるものへ”という想いを大切に、子どもたちの成長と地域の健康づくりに取り組んでいる。保育園向けに提供している「運動遊びプログラム」も好評で、発育・発達のサポートにも力を入れている。現場経験に基づいたスポーツ教室の運営や集客に関するリアルな情報を発信中。目指すのは、“地域に愛され、続く教室”を全国に広げていくこと。