体験会に人が来ない理由とは?

もしもあなたが、

「体験会を開いても人が来ない…」
「チラシを配っても反応がない…」
「SNSで告知しても“いいね”だけで終わってしまう…」

そんな悩みを感じているとしたら、この記事はきっとお役に立てると思います。

実は、僕自身も同じような悩みをたくさん経験してきました。

試行錯誤を繰り返す中でようやく見えてきた、“体験会に人が来ない本当の理由”。

この記事では、そんなリアルな体験をもとに、少しでもヒントになるような視点をお届けできたらと思います。

最初の体験会

スポーツ教室を立ち上げたばかりの頃。

まずやったことは、チラシを500枚配ることでした。

とにかく「子どもを集めなきゃ」という想いだけで、必死に告知。
でも、結果はたった3名の体験申し込み。

「なんでこんなに来ないんだろう?」

当時の仮説は、「魅力が伝わってない」「告知力が弱い」でした。

でも、その時はまだ“本当の理由”には気づけていませんでした。

体験会に人が来ない本当の理由

あとになって気づいたことがあります。

それは、“こちらのやりたい体験会を開催していた”ということ。

  • 誰向けの体験会なのかが曖昧だった
  • チラシに響く言葉や価値が載っていなかった
  • ただ「こういう内容をやりたい」という想いだけで企画した

つまり、「来る人の立場」で考えられていなかったんです。

今ならわかります。

どんなに情熱があっても、“伝わらなければ存在していないのと同じ”なんですよね。

体験会に人が集まり始めたきっかけ

そんな僕でも、少しずつ変わることができました。
キッカケは、「誰に」「何を」「どう伝えるか」を意識し始めたこと。

特に効果が大きかったのは、次の3つです。

①“誰向けか”を明確にした

例えば、「学校に入学したばかりの運動が苦手な1年生の子」と明確にすることで、運動が苦手だと感じているターゲットにはメッセージが刺さりますよね?

このあたりを意識し始めてから、体験会への申込が増えるようになりました。

②悩みをテーマにした

「〇〇でお悩みの方へ」と、実際の保護者の声や子どもたちのリアルな悩みをテーマにした体験会を開催することで、「うちの子にもピッタリかも」と共感してくれる方が増え、申し込みもグッと増えました。

③オファー(参加特典)をつけた

例えば、よくある「体験無料!」というだけでは、なかなか動いてもらえませんでした。

参加を迷っている方の背中をそっと押す”きっかけ”が重要です。

”数量限定”や”初回限定”などの要素を盛り込んだとき、反応がまるで違いました。

人の行動を後押しする仕掛けの重要性を、強く実感しました。

人が来ない=失敗ではない

体験会に人が来ないと、不安になりますよね。

「興味を持たれていないのかな」とか、「嫌われてるのかな」とか。

でも、実際は違います。

人は、興味のないものを“そもそも見てない”だけなんです。

だからこそ、
どうすれば見てもらえるか?
・どうすれば気になってもらえるか?
その視点がとても大切です。

“人が来ないのが当たり前”と考えて、改善のサイクルを回すことが重要です。

最後に

僕は今でも、毎回の体験会が「実験」だと思っています。

伝え方を変えてみる。テーマを変えてみる。参加特典を変えてみる。

そのたびに、結果は違います。

うまくいかなかったら、次に活かせばいい。

トライ&エラーを繰り返すことが、集客成功への一番の近道です。

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この記事を書いた人

総合型地域スポーツクラブ「インボルブ花巻」代表。元団体職員からゼロで起業。子ども向けの運動遊び教室やサッカー教室を中心に、地域に根ざしたスポーツ活動を展開中。0から生徒を集め、1年で30名→2年で80名と教室を着実に成長させ、現在では年間延べ1,000人以上にスポーツの楽しさを届けている。「スポーツを生活の一部に!」をモットーに、“運動を特別なものではなく、日常にあるものへ”という想いを大切に、子どもたちの成長と地域の健康づくりに取り組んでいる。保育園向けに提供している「運動遊びプログラム」も好評で、発育・発達のサポートにも力を入れている。現場経験に基づいたスポーツ教室の運営や集客に関するリアルな情報を発信中。目指すのは、“地域に愛され、続く教室”を全国に広げていくこと。