”とりあえず安くする”が危険な理由

from 泉山将馬

集客がうまくいかないとき、

「とりあえず安くしてみよう」

そう考えたことはありませんか?

実際、多くのスポーツ教室がこの選択をします。

でも、結論から言うと、

”とりあえず安くする”は、かなり危険です。

なぜ、安くすると人が来ると思ってしまうのか?

理由はシンプルです。

安い=選ばれると思っているから

たしかに、短期的には反応が出ることもあります。

でも、その先に待っているのは

  • 安くないと選ばれない状態
  • 値上げできない状態
  • 常に集客に追われる状態

です。

問題は「価格」ではありません

ここが一番大事です。

問題は価格ではなく、”価値の伝え方”にあります。

スポーツで考えてみてください

試合で勝てないとき、

「とりあえず全員もっと走れ!」

と言っている状態と同じです。

根本の原因を見ずに、分かりやすい解決(今回のケースだと、安くする)に逃げている。

これでは改善しません。

なぜ価値が伝わっていないのか

多くの場合、こうなっています。

  • 何をやっているかは伝えている
  • どんな指導かは伝えている

でも、

「その子がどう変わるか」が伝わっていないのです。

保護者が判断しているのは、

  • このスクールに通ったらどう変わるのか
  • 他と何が違うのか
  • この金額を払う価値があるのか

です。

安いかどうかだけで選んでいるわけではありません。

では、どうすればいいのか?

具体的に説明します。

①「やっていること」ではなく「変化」を伝える

❌ 「ドリブル練習をしています」

✔︎「試合でボールを失わない選手になります」

〇〇しています。

ではなく、

「〇〇が〇〇になります」

といった形で、行動ではなく”結果”を伝えるように心がけましょう。


②ビフォーアフターを明確にする

例えば、

  • ボールを怖がっていた子が、自分から仕掛けるようになった
  • 試合で消えていた子が、周りと関われるようになった

”変化”が見えると、価値が一気に伝わります。


③ターゲットを絞る

よくあるのが、

「誰にでも合うスクール」

これだと価値が伝わりません。

例えば、

  • 運動が苦手な子専門
  • 試合で活躍できない子向け

誰のためかが明確になると、価値が伝わります。


④比較される前提で発信する

保護者は必ず比較します。

そのときに必要なのが、

「違いの言語化」

です。

よく、差別化と言われたりしますが

  • 他のスクールとの違い
  • なぜこの指導なのか

ここが伝わっていないと、価格でしか判断されません。


⑤体験前から価値を伝える

ここも、とても重要です。

  • SNSの発信
  • 体験前の連絡
  • ブログ

など、この段階で、

「このスクール良さそう、行ってみたいな」と思ってもらい、

価格ではなく”納得”で選ばれるようになります。

今、やるべきこととは?

もし今、安くしようとしているのなら、まず一度これを確認してみてください。

  • 変化を伝えられているか
  • ターゲットが明確か
  • 他との違いが言語化できているか
  • 体験前の設計ができているか

ここができていない状態で、たとえやすくしても意味がありません。

頑張る場所を間違えないでください

うまくいかないときほど、分かりやすい解決に逃げたくなります。

でも本質は、

「価値をどう伝えるか」です。

もし今、集客で悩んでいるなら、安くする前に

  • 何を伝えているか
  • どう伝えているか

まずはここを見直してみてください。

それだけで、結果は変わってくることと思いますよ?

それでは、引き続き応援しています!


PS 「安くしないと人が来ない」と感じているなら、
それは価格の問題ではなく、“価値の伝え方”の問題かもしれません。

僕が実際に使っている
価値を正しく伝えて、価格に納得してもらうための考え方を
「スポーツ教室の売上設計図」としてまとめています。

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この記事を書いた人

サッカー全国大会出場経験を持つ元アスリート。

総合型地域スポーツクラブ「インボルブ花巻」代表。

元団体職員から独立し、地方都市でゼロからスポーツクラブを立ち上げる。
子ども向けの運動教室やサッカースクールを中心に、地域に根ざしたスポーツ活動を展開。

最初の会員は2人からスタート。

試行錯誤を重ねながら教室を成長させ、現在では約100名以上が在籍し、年間延べ1,000人以上にスポーツの楽しさを届けている。

現場での経験をもとに、
「スポーツで食べていく仕組みづくり」をテーマに情報発信を行い、元アスリートのセカンドキャリアやスポーツ起業についてのサポートを行っている。