何気ない”その一言”が、子どもの未来を変えることがある

from 泉山将馬

子どもって、“大人が思っている以上に”色んなところを見ています。

話している内容だけじゃない。

・イライラした時の態度
・誰かの話をしている時の表情
・ミスした時の反応
・普段どんな言葉を使っているか

そういう、何気ない部分。

むしろ、
そういうところの方が、
よく見ている気がします。

子どもは、「空気」を感じ取っている

例えば、

コーチや先生、親がピリピリしている時。

子どもって、
意外とすぐ察します。

逆に、

「なんか今日楽しそうだな」

みたいな空気も、
ちゃんと感じ取っている。

”コーチ、今日とても楽しそうだね!何かいいことでもあったの?”

とか、普通に聞いてきますからね。笑


大人は、

「そんなの気づいてないでしょ」

って思うこともあるけど、
結構見られているんです。

しかも、
言葉より、
空気感の方が伝わっていたりします。

大人は忘れていても、子どもは覚えている

これ、
結構あると思うんですが、

大人からすると、
何気なく言った一言。

でも子どもって、
意外とずっと覚えていたりする。

練習終わりに、

「今日めっちゃ良かったじゃん」

って言われたこと。

試合後に、

「今のチャレンジ良かったよ」

って言われたこと。

たったそれだけなのに、
子どもは嬉しそうに覚えていたりする。

逆に、

ミスした時に、

「だから言ったじゃん」

って言われたこと。

みんなの前で、

「またそのミス?」

って言われたこと。

そういうのも、
結構残る。

大人は忘れていても、
子どもは覚えている。

だから最近は、
使う言葉をかなり意識するようになりました。

「伝え方」で、子どものプレーは変わる

子どもって素直なので、
大人の言葉をかなり真っ直ぐ受け取りますよね。


この前、サッカースクールで、

「今日は、”パス”を意識して試合してみよう!」

と子どもたちに伝えてみたんです。

すると、
いつもドリブルばかりする子が、
仲間にパスを選択するようになった。


一見、
良いプレーに見える。

でも、ですよ?

実はその子の前には、
かなり大きなスペースが空いていたんです。

本当は、
ドリブルで運べる。

でも、
「コーチに”パスを意識しよう”って言われたから」
パスを選んだ。

その子にしてみれば、
”言われた通りやった”
だけなんですよね。笑


だから改めて、
言葉って難しいなと思ったんです。

例えば、

「今日は、”パス”を意識して試合してみよう!ただし、もちろん自分でドリブルできる時はしていいからね。相手の状況を見て、判断してみよう!」

って伝えたら、
どうだっただろう?

上手くいく、
いかないは別にしても、

”自分で考えてプレーする”

方向には、
変わっていたかもしれない。

だから最近は、

「何を伝えるか」

だけじゃなく、

“どう伝えるか”

もかなり意識しています。

子どもは、「背中」も見ている

あと、子どもって、
言葉だけじゃなく、

“大人自身がどのように生きているか”

も見られていると思っています。

ちょっと、大袈裟ですけど。笑

例えば、

・挑戦しているか
・言い訳ばかりしていないか
・本気で取り組んでいるか

そういう部分。

だから僕は、

子どもたちに、

「チャレンジしよう!」

って言うだけじゃなく、

自分自身も挑戦している姿を見せたい。

そう思っています。

完璧じゃなくていい。

失敗してもいい。

でも、

「この人、なんか本気だな」

って、
子どもに少しでも感じてもらえたら、
それだけでも意味がある気がしています。

「格好良い背中」を見せられているか

例えば、

あなたが、”お父さん”という立場なら、
なおさらですよね。

毎日、
どんな姿を見せられているか。

子どもって、
親が思っている以上に、
親を見ています。

仕事への向き合い方。

家族への接し方。

失敗した時の姿。

挑戦しているかどうか。

そういう部分って、
意外と伝わる。

だからこそ、

「こうしなさい」

だけじゃなく、

自分自身がどう行動しているか。

そこも、
かなり大事なんじゃないかなと思っています。

指導って、「技術」だけじゃない

サッカーでも、
スポーツでも、

もちろん技術を教えることは大事。

でも、
それだけじゃない。

どんな言葉をかけるか。

どんな空気を作るか。

失敗した時に、
どう関わるか。

そういう部分の方が、
子どもに残っていたりする。

例えば、

「ナイスチャレンジ!」

って言われる環境だと、
子どもは挑戦しやすくなる。

逆に、

ミスした瞬間に、
ため息をつかれる環境だと、
どんどん消極的になる。

大人が何気なく使っている言葉が、

子どもの”当たり前”を作っていく。

僕は、
そんな気がしています。

最後に

子どもって、
大人が思っている以上に
色んなところを見ています。

だからこそ、

どんな言葉を使うか。

どんな姿を見せるか。

どんな空気を作るか。

そこは、
かなり大事なんじゃないかなと思います。

もちろん、
完璧な大人になる必要はない。

でも、

子どもたちに、

「挑戦していいんだ」

って思ってもらえるような背中は、
見せていきたい。

僕は、
そう思っています。


PS 子どもに「挑戦しろ」という前に…!

どんな言葉を使うか。

どんな空気を作るか。

それだけで、
子どもの反応って結構変わる気がしています。

以前、
「挑戦する背中」について書いた記事があります。

もし良ければ、
こちらも読んでみてください。

↓↓

「準備して始めたい」は、一生始まらない。

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この記事を書いた人

サッカー全国大会出場経験を持つ元アスリート。

総合型地域スポーツクラブ「インボルブ花巻」代表。

元団体職員から独立し、地方都市でゼロからスポーツクラブを立ち上げる。
子ども向けの運動教室やサッカースクールを中心に、地域に根ざしたスポーツ活動を展開。

最初の会員は2人からスタート。

試行錯誤を重ねながら教室を成長させ、現在では約100名以上が在籍し、年間延べ1,000人以上にスポーツの楽しさを届けている。

現場での経験をもとに、
「スポーツで食べていく仕組みづくり」をテーマに情報発信を行い、元アスリートのセカンドキャリアやスポーツ起業についてのサポートを行っている。